80.ブリクセン/ディネセンについての小さな本

『ブリクセン/ディネセンについての小さな本』を子ども時代より刊行。詳細はこちら

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“80.ブリクセン/ディネセンについての小さな本” への1件の返信

  1. この本は大変読みやすいのですが、深く鋭い考察が優しい文体で綴られいるのが印象的でした。

    「彼女の物語の登場人物は、何らかの形で罪を犯すことで初めて人間になれるのです。彼らは人生の光と影の両方を知らなくてはなりません(p.119)」

    ブリクセンの抱いていた「光」と「影」。一体彼女は何を投影させたかったのか、という「問い」を考えさせられます。

    ブリクセンの異色作、『復讐には天使の優しさを(報いの道)』と『ジャマイカの宿』との関係性についての深掘りが極めてエキサイティングで圧倒させられました。

    ブリクセンの生きざまを著者のスーネ・デ・スーザ・シュミット=マスンの人間性を通じて知ることのできる、大変良い本に出会いました。ありがとうございます!

    鈴木宣尚

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